その日の朝
たまたま電話してきたルンママの母が言った
「ヘルパンなんとかが 流行ってるんだって」
「ルンルンは大丈夫？」
他人事で聞き流していたルンママ・・・・
ついにきた初ヘルパンギーナ ４日間の記録
１日目
その日、幼稚園から帰ってきたルンルン
なんだか眠たげ
おでこを指して「痛い」と言う（頭痛のことらしい）
36.8度
突然「寝る」と言って、自分でお気に入りのぬいぐるみ達をセットし横になる
すぐに寝付く
これは、普段寝つきの悪いルンルンとしては驚き行動
嫌な予感・・・・
１時間後に起床
体が熱いので検温すると38.3度
頭痛落ち着くもいつもより元気がなく、食欲がない！！？
（ルンルンは、高熱でも食べる子）
フルーツと手作りアイスバーのみ食べる
20時より頭痛復活
「痛い痛い」と言い出す：37.5度
21時 痛みで泣く 眠れない：38.5度
解熱剤を飲ませたらようやく眠る
２日目
起床 38.0度 幼稚園お休み
食欲無し
フルーツを希望したので、キウイをあげると
「痛い！」と叫ぶ
キウイを食べるとイガイガすることあるなー
と思い、対処方法をネットで調べると、
”レモン水”を飲むと治まるとあったので試すと本当に落ち着く
だるいらしく、昼寝をする
泣き叫んで起床
「口の中が痛い！」と訴える
熱も続いてぐったりしてくる
もはやキウイのせいではない
熱・口の痛み・・・！！！？
あの言葉が浮かぶ
「ヘルパンなんとかが 流行ってるんだって」
急いで、かかりつけのクリニックに駆け込む
先生「今日、何人目だろう～」
予想通りヘルパンギーナ でした
口の痛みを和らげるため、炎症を抑えるトランサミンと、高熱なので解熱剤を処方してもらい帰宅
解熱剤が聞いてきたのか、少し元気に
トランサミンのおかげか、うどんを食べる
ありがとうトランサミン
３日目
起床37.0度
わりと元気
しかし、口の中が痛いらしく、自ら「お薬～」と言ってトランサミンを飲む。
しみるのでフルーツや刺激系のものは食べられないものの食欲は回復
夜には、口の痛みが治まってきたようで、薬を希望しなくなる(笑)
４日目
解熱。すっかり元気に
少し口の痛みが残る程度
昼間、久しぶりにはしゃぎすぎて、夜に体調崩すも36.2度
いつもは高熱でも食欲があり、わりと元気なルンルンがやられました
しかも大好きなフルーツを封印されるとは
ヘルパンなんとか 怖い病気です
先生曰く、
コロナ渦の影響で免疫がつかなかった子供達が、
今になってかたっぱしから病気をもらっているみたい
（この時期のコロナ渦の前に比べて、感染症が多いそうです）
コロナの影響しつこいですねー
ヘルパンギーナとは
ヘルパンギーナとは、
乳幼児を中心に流行する、夏風邪の代表的なウイルス性の感染症
発熱と口の中に水疱性の発疹ができる
主にコクサッキーウイルスA群が原因
ウイルスの型がいくつかあるので、何度もかかることも
※コクサッキーウイルスA群は、「ノンエンベロープウイルス」で
通常のアルコール除菌剤では効きにくいウイルス！！
感染経路は「飛沫感染」「接触感染」
回復後も口から1〜2週間、便から2〜4週間ウイルスが排出されるので注意です
大人の発症もあるので家族内でも注意
三大夏風邪
ヘルパンンギーナ
手足口病
咽頭結膜熱（プール熱）
名前の由来
ドイツ語で「水疱（ヘルペス）」と「喉の炎症（アンギーナ）」
症状そのままなんですね
ほんの少し医療の心得があるルンパパは
ＨＥＬＰ(助けて～) + ＡNGINA(扁桃炎)
だと思い込んでました (;^ω^)
症状
潜伏期間は、３～６日
３９度以上の熱が１～３日続く
のどが赤く腫れて小さな水疱ができる
のどの痛みが強い
痛みで飲食ができず、「脱水症状」に注意
高熱により「熱性けいれん」も注意
治療法
特効薬はありません
その為、対処療法になります
口内の炎症や高熱の対処療法として、解熱鎮痛剤や炎症止めの内服・軟膏が処方されることも
水分と栄養をとり、安静にする
しみるので、柑橘類や刺激のあるものはさける
噛まず食べられるようなものがおすすめ（豆腐・ヨーグルト・ゼリー）
脱水症状に気を付けて、水分を摂る（経口飲料水・麦茶・牛乳）
おまけ：キウイのイガイガ
キウイのイガイガの理由
①シュウ酸カルシウム
シュウ酸は噛むと細胞が壊れ、その針状結晶が喉に刺さることによってイガイガする
②アクチニジン
タンパク質を分解する性質があるため喉に痒みが出る
③口腔アレルギー
対処方法
①牛乳やヨーグルトを飲む（アクチニジンを抑える）
②レモン水を飲む（レモンの酸性でシュウ酸を抑える）
③塩水でうがい
最後に・・・
治ってもいまだにキウイを食べないルンルンでした
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