ルンルンが2歳の頃、それはある日突然始まりました
家族全員が眠りについた頃
「ギャーッ!!!」とルンルンの叫ぶ声
眠い頭で、あぁ、”夜泣き”かな?
と思い見ていると、
なにかが違う・・・??
泣いて、叫ぶ(発狂に近い)、あやしても、抱っこしても、何を言っても耳に入っていない感じ
しばらくすると、ピタっと止まり寝てしまいました
熱は無いし、とりあえず一安心して眠りました
しかし、これが、翌日以降も続くのでした・・・
夜驚症とは
夜驚症(やきょうしょう)
睡眠時驚愕症(すいみんじきょうがくしょう)
睡眠中に、突然おびえたように叫び声や悲鳴、
泣き声を上げ、目を見開いたり、起き上がったり、歩きまわったりと、パニックをおこす症状
眠ってから1~3時間後くらいに起こります
身体は起きていますが、頭は寝ている状態なので、周囲にはまったく反応しません
5~15分くらい続いた後は、再び眠ります
その時見ていた夢の内容、泣き叫んだこともほとんど覚えていないことが多い
夜泣きとどう違うの?
夜驚症・夜泣き 共に、「夜に理由もなく泣く」という共通点がありますが、
夜驚症は、そのことを覚えていない(頭は起きていない為)
夜泣きは、そのことを覚えている。
また、周囲の呼びかけに反応する(頭が起きている為)
いつから?誰でもなるの?
3歳から10歳くらいの子どもによくみられ、
基本的には、症状は成長とともに自然と治まります
100人に2~3人位、症状がでるといわれています
原因
明確な原因は解明されていません
一般的には成長過程において、レム睡眠とノンレム睡眠をはじめとした睡眠の機能未熟な為、
脳の中の睡眠と目覚めを調節している部分が、うまく働いていないと考えられています
睡眠リズムを乱れさせる原因としては、
昼間に受けた恐怖、興奮、ストレスによるものと言われています
<例>
・怖い映像、本等を見た
・怖い体験(事故に遭う、停電等)をした
・大きな声で怒鳴られた、叱られた
・生活環境が変わった
・興奮した(楽しくて興奮した場合もあり)
対処方法
声をかけたり、抱っこ、身体をさすってもあまり効果はありません
夜驚症の症状が出たら、無理に目覚めさせず、落ち着くまで“見守る”
動き回ってもけがをしないように、障害物を取り除きましょう
また、目覚めてから本人に聞くことは、更なるストレスになる可能性があるのでNG
但し、長期間続き、睡眠不足や体調不良になる場合は医療機関に相談しましょう
また、まれに「てんかん」の可能性もあるので、見分けがつかない場合も医療機関へ
まとめ
ルンルンは、幸い短い期間で終わりましたが、
最初は、訳が分からず、その様子に本当に驚きました
ついでに夜泣きが辛かったことも思いだしました
あぁ、いつになったら平和に眠れるのだろう・・・と
でも”成長過程の事” と思えば頑張って大きくなってるんだなぁ
と、しみじみ思う今日この頃です
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